5階病棟は、主として小児を対象にした病棟です。
私たちは、入院されたお子さんの安全を守り、ご家族の方が安心して入院生活を過ごしていただけるように、笑顔で接することを心がけています。そして、短期間の入院ですが、お子さんやお子さんの成長を喜びとされているご家族の気持ちを大切にして、季節に応じたディスプレイや行事に取り組んでいます。
5階病棟 看護師長 小林 真由美
小児病棟は、24時間小児の入院に対応しています。特に夜間の入院は全体の55%を占め、0~3歳までが65%、平均在院日数は4日です。対象疾患は呼吸 器疾患(喘息、肺炎、クル-プ等)が過半数を占め、その他、熱性痙攣、嘔吐下痢症、川崎病、糖尿病、アレルギ-性紫斑病、髄膜炎、小児特有の感染症(麻疹、水痘、流行性耳下腺炎等)です。小児外科では、鼠径ヘルニア・虫垂炎が多く、鼠径ヘルニアでは手術当日に退院できる「日帰りOP」を実施してご家族に喜ばれています。
小児病棟では、安全のために、小児の確実な点滴固定とベッドからの転落防止に力を入れています。
点滴を行う時に、小児の身体を安全に固定するための「固定帯」を病棟で発案・作成して活用しています。点滴中の液漏れ防止のために、安全な固定を施し、短いシ-ネを用いて安全に過ごしていただけるように工夫しています。
小児病棟では、プレイル-ムを設備し、季節の行事や四季折々のディスプレイで、小児のために快適な環境が提供できるように努めています。その他、デイ・コ-ナ-、調乳室を設備して、安心して小児とご家族が生活できるように配慮しています。
小児の精神的安静のために、ご家族の方に付き添って頂いて協力を得ています。
皆様が、安心して入院生活が送れるように日々看護しています。
Copyright© Hiroshima City Funairi Citizens Hospital All right reserved.